ものづくりは
「継続は力なり」。
私はNC加工といって、木製部材に穴を開ける加工を担当しています。穴は機械で開けていくのですが、最初はこんな巨大な機械を本当に自分が動かせるのだろうか?と不安になりました。技術取得までは大変でしたが、なんとか2〜3ヶ月で目標をクリアできるように。2年目くらいからはひとつでも多く生産することを目標に、改善の提案もできるようになりました。たとえばコンピュータのプログラムに手を加えたり、加工の順番や材料の配置を変えてみたり。今でもさらに作業を効率化するにはどうしたらいいか、常に考えています。
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7:30
出社
全軸検査、
朝会 -
8:00
作業開始
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10:00
休憩
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10:10
作業
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12:10
休憩
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13:00
全軸
検査後、
作業開始 -
15:00
休憩
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15:10
作業
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17:40
作業
終了後、
退社
身についたのは
責任感と集中力。
私が大切にしているのは製品の流れです。毎日必ずある出荷を意識して、流れが止まることのないよう作業をしています。NC加工を担当するのは現在、私しかいません。ですから私が休んだ時でも流れが止まらないように体制を整えておくことも私の責任です。あとは限られた時間の中で、どう丁寧で正確な作業をするか。ものづくりの現場で得たのは、そんな自分で考える力と集中力だと思います。
私は歯科技工士の専門学校を卒業しました。もともと技術系の仕事に興味があったからですが、入社してからはものづくりの奥深さや厳しさ、そして面白さを実感しています。もちろんきっと最初はうまくはいかないでしょう。でも自分に合っていない、向いていないとすぐに諦めないで、ぜひ続けて欲しいと思います。そうしていくことで必ず力がつきます。何より私自身が、それを実感しているのですから。